入籍
躁の時、
「妥協で結婚はしない。第ニ婦人としてなら一緒にいてもいい」
など、妊娠中の私に向かって鋭い言葉を飛ばしていました。
私は誰かと家庭を持ち、
歩み寄っていきたいと夢描いていた自分がバカバカしくなり、
いけない事を考えたり、
お腹を叩こうとしてしまった事もありました。
私は、彼の状態が安定するのをとにかく待ちました。
その間も、参加受診時や子育て本にいる夫婦を目の当たりにした時、今後の家族としての在り方を話す度に辛くなり、彼に冷たくあたったり、涙する事もありました。
こうして彼の入籍についての意見は揺れに揺れること半年。
子供が好きな彼は、
すくすくと育つ私のお腹を見ては一日何度もお腹に手を当てて嬉しそうにしており、
少しずつ父性が芽生えてきた様子。
何度も話し合ううちに一緒になる決意をする事になりました。
そして、6月9日に私たちは婚姻届を提出しました。